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2009年03月15日 (日) | Edit |
アンちゃんママさんから送っていただいた、「最強おもちゃ」。朝は、

ブログ1
な?んか端っこアブナクなってきたな?、でもまだまだ大丈夫でしょう、と思っていたら・・・

ブログ2
「カラフルしらたき」誕

ママさん、パパさんごめんなさい・・・。本当に毎日毎日ガジガジしていて感心していたら、こんな姿になってしまいました。もう一つはしばらくあげません。
あっ、これが「いいこと」ではありません。

さてさて、家のことで気分が少し沈んではいますが、今週は良い事もありました。

実は下の子はフランスに来て2年以上経ちますがフランス語があまり上達していません。
というか、少しずつ上達してはいるのですが人前で発表などが出来ないのです。

ブログ7
久し振りのマルシェに行きました。

フランス人やフランスに移民してきている子はとっても積極的(すぎ)です。
例えば、先生がりんごを子ども達に見せたとします。すると・・・
「今朝食べてきた」
「木になっている」
「私は青りんごより、赤いりんごの方が好き」などなど、りんごを見ただけで皆手を挙げ、先生が
「静かにしなさい」と何度言ってもず?っとしゃべり続けます。でもこれが大事みたいです。

ブログ4
大好きなチューリップが売っていました。春だな?。

でも、下の子はそれが出来ません。
とっても慎重な性格なので、「ヘンなこと言ったらどうしよう」とか、色々考えているうちに話が進んでいってしまい発表の機会を逸してしまうようです。それに、何といっても緊張しますしね。

ということで、担任の先生からコルマール市の公立小学校で勤務している心理学の先生に相談するように、と言われ9日の月曜日に面接をしたのです。

ブログ3
もう水仙も咲いているんですね?

実はちょっと憂鬱でした。
去年一年間は週1で外国人の子のための仏語教室に通っていましたが、その先生も含めて
「何故フランスで生まれて、住んで1年以上経つのに話せないのか?」
「フランス語のマンガでも見せなさい」などなど学校の先生から色々言われていたからです。

いくら
「この子は緊張しやすい性格で」とか
「未だ一年しか経っていないので長い目で見て欲しい」と訴えても
「理解できない」でお終いです。フランス人って緊張しないのかしらね???
それに、フランスのマンガは日本のマンガを見ている子にはつまらなすぎ?なんです。日本のマンガもやってますけど、ピークをすぎた”これ、いつの?”っていうものばかりだし。マンガなら何でも良いって訳でもないんですよね。

ブログ5
オリーブ屋さん

声を大にして言いたい。
全ての子どもが新しい環境にすんなり慣れる、なんてことはないんだよ?
大人は簡単に考えますけどね。子どもにとってはすっごいストレスだと思うんです。
だから、嫌がらずに毎日学校に行くだけでも花丸をあげたいくらいなのです。

思い返せば、下の子が幼稚園に行っていた頃。やはり言葉が分からず黙っていたら、先生から
「この子は耳が聞こえないのか?」と言われました。本当は2文字の差別用語で表現しました。
入園するときに健康診断を受けて、耳も含めて問題ない、という書類を提出しているのにヘーキでこういう言葉を投げつけます。怒って言い返しちゃったけどね、失礼すぎ。

ブログ9
マルシェの帰りに見かけたアヤシイ人。最初は警察官かと思ったけど、ただのこういう格好をするのが好きな人みたいでした。仮想の敵がいるのか、途中で隠れて様子を窺がったりして笑えた。

ということで、どうせ、心理学の先生とお話してもこちらの心情は理解してもらえないでしょう、と思っていたのです。

でも、その先生は違っていました。先ず
「担任の先生が言っていることや子どもにつけている成績と、あなたが”これくらいだろう”と思っている子どもの成績や学校の様子との差は大きいですか?」と聞かれました。予想外の質問でビックリの私。
実は、テストで「Tres bien」を貰ってきて、子どもは
「自分一人でやった」と言っているのに、先生は
「教えてあげないと何も問題が解けない」と言っていて、???と思っていたのです。

ブログ10
今日は、大根イチゴとアンチョビ味のオリーブを買いました。モロッコから来たイチゴ、大きい、というよりデカッ!

なので、そのことを話したり、私が
「フランスでは、皆の前で自分の考えを言う、というのがとても大事なようですが、日本の学校は正しい答えが分かっているときや質問するときしか皆の前で話しません。文化の違いもあると思います」と言うと
「そうね?。フランスも大学になると座って先生の話を聞くだけになるから、そういうのって高校までなんですよね?」とか
「外国人の子どもが現地の子と同じようになって、勉強に困らなくなるまで8年はかかるんですよ」
など、先ずはこちらの気持ちに沿ったことを言ってくれたのです。特に”8年かかる”という言葉はとっても私を安心させてくれました。何だ、ウチの子がヘンって訳じゃなかったのね。

ブログ11
ケーキ屋にも寄ってイチゴのタルトも買いました。

次回は下の子が先生と面接します。
「先生の言うことがちゃんと理解できるか心配なんですけど」と言うと
「大丈夫ですよ。何とかなります」とのお返事。
これからどうなるか分かりませんがこの先生を信頼してお願いしてみようと思います。
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コメント
この記事へのコメント
アハハハ!!!(爆笑)
オモチャついにしらたきになりましたね~!!お父さんは写真をみて、大笑い(^O^)/
アンが何度も破壊している状態を見ているので、驚いたりはしません(^_-)
元気な証拠ですよ(^_-)
新作の方も、破壊が早いかもしれませんね^_^;
でも、ひとときでも、アルマーニが楽しく遊んでくれたら、それでいいと思いますよ(*^^)v
息子さんの事、うまく事が進むといいですね。海外での生活は、大変な事が沢山ですね~。
上手く言えませんが、ママさんが、
息子さんの事を分かってあげていれば、きっとこれからも、大丈夫!!そう思います!
2009/03/15(Sun) 02:01 | URL  | 赤毛のアン #-[ 編集]
本当に海外で暮らすって大変な事ですね。
日本の学校も昔とはだいぶ違っていろいろな意味で
大変そうではありますけど、同じ言葉を話していると
いうだけでも、意思の疎通は容易ですもんね。
お話伺っていると私もフランスには向いていないだろう
なぁって思います(笑)

でも周りに馴染むことも生活していく上で必要な事だと
思いますけど、いい意味での日本人らしさ・・というか
自分のペースや考え方もあって当然だと思いますよ~。
きっとこれなら自信あるっていう得意な事を頑張ってみるっ
ていうのもひとつの手じゃないのかな・・。
お母さんは気苦労が絶えませんね。
大変ですけど気負わず頑張って下さいね~。
2009/03/15(Sun) 02:18 | URL  | ギグルママ #FBS4NHfE[ 編集]
ため息が出ちゃう…
三つ子の魂…って言うじゃないですか~。
それって本当なんだと思うんですよぉ。
子供だから海外生活に簡単にとけ込めるだなんて、全然思いません。
私もものすごく人見知りで、知らない人と打ち解けるまでに、ものすごく時間かかってましたよ。
今でも、新しい友達を作るのはとても苦手です。でも、特に困る事はありませんし、大人の場合はそれで済んじゃうんですよね。
子供の世界って、それじゃ済まないじゃないですか。
言ってみれば、子供の世界の70~80%くらいは学校生活で出来ている訳で。
で、嫌いな人とは関わらないって事も許されない。
子供の生活って過酷だなって思いますもの。
ストレスを抱えているであろう事を考えると胸が痛みますけど、それでも学校に行っているって、やっぱり下の子ちゃんは強いと思いますよ。
学校以外の部分で、家族が下の子ちゃんをしっかりサポートしてあげて、一緒に乗り越えられたら良いですね。
日本に住んでいたら、悩む必要もない事です。
でも、日本では得られない、家族が心を寄せ合う機会のような気もしてます。
これまでも何度もあったでしょうし、これからも何度もこういう事ってあるんだと思います。
いずれにせよ、日本では味わう必要のない苦労ですが、反対に考えれば日本では絶対に味わえない苦労です。
何だか無責任発言っぽいですよね、ごめんなさい。どうか気を悪くなさらないでくださいね。今の私には、ママさんの心中を察する事と応援する事しかできませんけど、日本から、うまく事が運ぶようにお祈りしてますからね~!!
2009/03/15(Sun) 16:04 | URL  | ゆっふぉママ #TzRaE9VU[ 編集]
何だか、、、
読んでいて、その教職についている人の発言にとても腹立たしい思いを持ちました。Armani母さんが「嫌がらずに毎日学校に行くだけでも花丸をあげたい」、その通りだと思います。そんな子を励ますべき教師からそんなコメントが出るとは、、、。でも、さすが心理学の先生はそんな状況におかれているお子さんの事を理解して下さったようで、何よりです。

沈黙は金なり、という社会で育った私達。私は子供がいないので、何とも言えない立場ですが、もし子供がいたら、自分が育ったように育てていると思います。何でも軽々しく口にする文化に住んでいると、沈黙は金ではなく、自分の意見を持たない駄目な人、と見なされがち。でも、人間の本質は、口にする、しない、ではないんですよね。お子さんが、心傷つく事なく、ゆっくりと自分のペースで今の環境にとけ込めるように、、。Armani母さんのサポートがあれば、きっと大丈夫!
2009/03/16(Mon) 01:21 | URL  | midasjenny #gocCe38E[ 編集]
アンちゃんママさん

優しいお心遣い、本当にありがとうございます。
とっても堅いので、"いくらアルでもこれは壊せないでしょう"と思っていたのに、一週間でこんな姿にしてしまうなんて・・・。アンちゃんもアルも破壊女王と破壊魔王ですね。
そうですね!ママさんの仰るとおり、家族が分かってあげれば子どもの気持ちの持ちようも違うと思います。ちょっとでも前進していればそれで良しです。
2009/03/16(Mon) 21:19 | URL  | ARMANI #-[ 編集]
ギグルままさん

ママさん、良いこと仰います。
先生は「家の中でもフランス語を話せ」とか言うんですけど、自分の国の言葉、日本語や文化をないがしろには出来ないし、外国に居るからこそ大事にしたいのです。それに私のヘンなフランス語が移ったら困りますしね。そういうところが分かってないんだよな~、と思うのです。
子どもは幸い運動が得意なので、そこでバランスをとっているのだと思います。もっと得意なものを伸ばしてあげたら言葉も含めて自信のある行動が出来るかな、と思って水泳など習わせていますが、どうも泳げるようになったというところで満足してしまっているみたいなんだな・・・。
2009/03/16(Mon) 21:28 | URL  | ARMANI #-[ 編集]
ゆっふぉママさん

ありがとうございます。
いつも、"そうそう、くよくよばかりしていてもダメだよね~"とママさんからのコメントを読んで思うのです。こういう経験も貴重ですよね。だって住んでみないと分からないことばかりですから。ここに来たからアルマーニを迎えられたし、アルマーニのブログを始めたからゆっふぉママさんともお知り合いになれたのですから。何でも勉強ですねぇ!
これからも弱気になったら懲りずに渇を入れてください。よろしくお願いします~。
2009/03/16(Mon) 21:33 | URL  | ARMANI #-[ 編集]
midasjennyさん

カナダもそうなんでしょうか、フランスは言ったもの勝ち、というか、言わないと"自分の考えがない人"と考えるようなのですが、何かあると謝る前に言い訳ばかりしているフランス人を見ると、"自己主張"がなんぼのもん、と思えてきます。midasjennyさんが仰るとおり、人間の本質って口から出る言葉では判断できないのに。海外生活が長いmidasjennyさんからコメントを読んでとっても嬉しく&安心しました。ありがとうございました。
2009/03/16(Mon) 21:41 | URL  | ARMANI #-[ 編集]
わお、アル君の作ったカラフルしらたきおいしそう~(笑)。

私は子供はいないけど、フランスの子供ってアメリカと似ているな~と思いました。

やはりこういう口の達者な子供になれてる大人たちって、嫌なことがあると文句をいわずに黙り込む子供の気持ちって分からないのかもしれませんね...。

私は大学からしかアメリカでは通ってないけど、分かっていたらなにも言わない日本人学生と違って、アメリカ人ってほんとにしょうもないことでいちいち発言するんですよね。きっと子供の時からこんな調子だろうなってだいたい想像つきます(笑)。

でもどんなことがあっても自分の子供に自信を損失させるようなことはさせたくないですよね。このへんは謙虚な日本人よりアメリカ人の親の方が得意かも(笑)。まわりから何と言われようと「あなたはSpecialなんだから。強いんだから」って言い聞かせて、親もそれを信じて疑いません。いつも親から叱られてばっかりいた私はこれって凄く羨ましいなって思うのです。やっぱり家族の絶対的な支えって強いです。

そのせいかアメリカ人はやたらむやみに自信を持ってる人も多いですけどね(笑)。
2009/03/18(Wed) 10:26 | URL  | まこと #-[ 編集]
まことさん

「最強おもちゃ」本当に丈夫に出来ていたんですよ。それなのに1週間であの状態、飼い主もビックリです。

やはり文化の違いなのでしょうね。日本人は「言わなくても分かるでしょう」だけど、西洋の人は「言わなきゃ分からない」なんですよね。
そして、褒めて育てる。私も叱られて育ったし、だから自分の子どもも、どうしても出来ないところばかり見つけてガミガミ言ってしまうのですが、大人も褒められたいように子どもも出来ないことより出来ることを褒められた方が嬉しいですよね。気をつけないとな~。自信持ちすぎも、時に鼻につきますが、前向き思考の人間の方が幸せですものね、アメリカ人のように!
2009/03/18(Wed) 11:17 | URL  | ARMANI #-[ 編集]
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